本物の業務用抹茶・スィーツ用抹茶・お菓子用抹茶ならお任せ下さい!
2013年07月24日 10:47
石松園の高野です。
先日、お客様からこんなお問合わせを頂きました。
「他のお茶屋で抹茶を購入してシフォンケーキをつくったのだけど、キレイな緑色が出なくてがっかりした。何か使い方に問題が在るのですか?」
という内容でした。ちょうどそのお客様がそのケーキの写真を持っていたので見せて頂きました。
ケーキの色は緑というよりはくすんだ黄色っぽい色でした。
何となく理由がわかりました。抹茶の原料である「碾茶(てんちゃ)」は、芽が出てから遮光して、日光の光からさえぎって栽培します。
そうすることによって、茶葉に「旨みと甘み」をたくわえることができ、茶葉の色も真っ青な緑色になります。
「茶葉の色=淹れた時のお茶の色」と言えます。それを粉にした場合も同じです。
右は石松園で販売している「抹茶」です。左は試しに購入してみた他社の「抹茶」です。
他社のものは「抹茶」と表示され販売されていましたが、実際には「抹茶」ではなく「粉末緑茶」でした。
そう判断した理由は3つです。
・色が悪い。→遮光して栽培された茶葉ではない。普通の煎茶である。
・渋みが強い。→遮光して栽培された茶葉ではない。普通の煎茶である。
・粒子が均一でない。→石臼で挽いていない。粉砕方法で粉状にしたお茶である。
「粉末緑茶」が悪いわけではありません。現在では「糖尿病治療に」とお医者さんに言われて「粉末緑茶」を買いに来て下さるお客様もいらっしゃるほど、このカテキンを直接身体に取り込める「粉末緑茶」はチカラを持っています。ただ、製菓用やスィーツ用には向かないというのは上記の通りです。先ほどのお問い合わせいただいたお客様は「抹茶」を購入して下さり、つくったケーキを持ってきて下さいました。見た目もきれいで味も香りもバッチリでした。
以下に「石松園の抹茶のこだわり」を書きます。
1)本物であること。
契約した静岡県の農家の遮光栽培した茶葉しか使用していません。
石臼で挽いたものしか「抹茶」とは呼びません。
最近は「ボールミル」などの茶葉を叩き潰して粉砕したものをよく見かけます。この製法は早く大量につくれるという利点はありますが、粒子の大きさにバラツキが在り、また粒子の形状が球形ではないため、抹茶特有のなめらかさがありません。
2)安全安心であること。
生産農家と石松園で生産・加工したものしか販売していません。
その商品に携わった人の顔がしっかりと見えるやりかたです。
3)直販価格
間に仲介業者など一切入らないため「茶畑直送」の「抹茶」と言えます。
以前石松園でも製品(抹茶になった状態)で仕入れていたこともありましたが、全てが同じ生産家であるとは限らず、また価格面も間に会社が入る分、高価でした。試行錯誤の末にやっと出逢うことができた本物の抹茶です。自信を持ってお勧め致します。
現在では様々なお客様に様々な用途でお取り扱い頂いております。
ケーキ屋さん、カフェ、レストラン、和菓子屋さんなど業務用の抹茶もご提供しております。
珍しい所では「たこ焼き屋」さんなどもあります。
これは暑い夏に「たこやき」をサッパリ食べるといことでこのお店が開発されました。
抹茶と塩をちょうどいい比率で混ぜ合わせて在り、ほんとうにサッパリ美味しく食べることができました。
これは抹茶と玄米をバニラアイスクリームに混ぜ合わせて食べるという食べ方です。濃厚な抹茶の風味と玄米の香ばしさがクセになります。
また石松園の定番「抹茶チョコレート」と「抹茶ラスク」です。
チョコレートは「一番摘みの抹茶」と岡山県のヒルゼン高原でとれたジャージーミルクでつくった濃厚な逸品です。
またこの5月から「焼津グランドホテル」さんからの依頼で、スィーツようの「抹茶」の供給がスタートしました。
5~6月は「抹茶のムース」、7~8月は「抹茶のプリン」です。お近くの方は、是非食べに行っていただきたいです。
そして茶畑では、今年の一番茶と二番茶の摘採及び生産が終了し、その目は早くも来年の「新茶」に向けられています。
昨日もお話しに行ったのですが、来年はより色が鮮やかな抹茶をつくりたいということで、「ごこう」「うじみどり」といった碾茶・玉露用の品種を植えて栽培しているとその努力を力いっぱいに語って下さいました。私は改めて彼ら栽培して下さっている生産家の熱い気持ちも含めて、お客様にお届けしていきたいと強く思いました。
個人の方でも本物の抹茶を少量からメール便にてお送りします。
お店をやられている方にも業務用の抹茶を直販価格でご提供しております。
ぜひお気軽にお問い合わせ下さいませ。
0120-29-6123(高野)