お茶コラム

「お茶で独立する方法。」

2020年07月19日 18:01

石松園の高野です。

「石松園のサマーツアー2020」と題して、今月から各地を回り始めました。
先週から今週にかけては、横浜にある「日吉東急アベニュー」に出店させていただきました。
この一週間において、これまで何となくぼんやりと感じてきたことが、少しずつはっきりとしてきました。
それは「お茶で独立する方法」です。

一週間売り場に立つと、「お茶がないと困るよ」とか「毎日必ず飲むよ」とか「私はお茶のこういうところが好きよ」や
「この前買ったお茶ホントにおいしかったよ」などなどお茶に関する嬉しい声をたくさん聞くことができます。

一方で、「急須がなきゃ飲めないの?」とか「水出し用のお茶ってあるの?」とか「ほうじ茶って緑茶と一緒なの?」
であるとか「カフェインはどのくらいあるの?」などお茶に関する疑問の声もたくさん聞くことができます。

「妊娠中、お茶を思いっきり楽しむ方法。」

また最近は必ず「フィルターインボトル」で水出し緑茶をディスプレイするのですが、「ペットボトルのお茶は茶色っぽいけど、なんでこのお茶は緑色なの?」というご質問もあります。

「夏はお茶は売れない。」という話を茶業界ではよく聞きます。
時代の変化により生活様式が変化し、これまでの日本茶ではなく「アタラシイ日本茶の創造が必要である。」とも聞きます。
本当にそうなのでしょうか。
こうした取り組みはこれまでもなされてきたし、現実的には消費して下さる方が求めているわけではなく、売る側の都合によるこじつけられたものであると思うのです。
私は、自分も含めた多くの茶業に関わっている人たちが「お茶の魅力をきちんと伝えることができていないということ」に問題があると思っています。
私は「お茶の魅力を伝えることの大切さ」を胸に、その努力を惜しまずにやっていきたいと思います。
そのために、これからも「石松園のお茶ツアー」をとことんやっていきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願い致します。

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