お茶屋とクリスマス。サンタと茶師の〝しごと〟には、通じるものが…
2014年12月25日 09:54
石松園の高野です。
今日はクリスマス。私自身、一年の中で最も好きな日のひとつです。
子供の頃から、ずっとワクワクする特別な日です。
そしてそれは、サンタクロースが居るからであると思います。
サンタクロースは、クリスマスイブの夜に、トナカイと一緒にそりに乗り、世界中の子供たちにプレゼントを届けます。
私が生まれる前から、ずっとそうです。
「サンタクロース」のしごとはプレゼントを届けることなのでしょうか?
自分が親になってみて、そうではないことがわかりました。
サンタクロースのしごとは、プレゼントを届けることを通して、子供たちに「愛」と「夢」を届けているのだと思います。
そして子供達だけではなく、親にも、おじいちゃんにもおばあちゃんにも皆に届けてくれているのだとわかりました。
では、私達「石松園」のしごとは何であるのでしょうか?
最初はお茶を販売することが私達のしごとであると思いましたが、そうではないことがだんだんわかってきました。
お茶を販売するということを通して、大切な方に大切な時間を愉しんでいただくことであると思っています。
店という空間の中で接すること、そしてお買い上げいただいたお茶を持ち帰った場所で愉しんでいただくことです。
これは店頭販売・通信販売・各種小売店様への卸売というどの形態であっても同じことです。
「愛」というと少し大げさであるかもしれませんが、「楽しみ」や「癒し」を伝えたいと思っています。
ここ数日、お客様が「お歳暮」や「お年賀」を買いに来てくださいます。
プレゼントされる方に喜んでいただくために、プレゼントするお客様に喜んでいただくために、最大限の気持ちを込めた
しごとをしたいと思います。
昨日も、「先日友達にプレゼントした抹茶チョコレートがすごく喜ばれたよ。」と
また買いに来て下さったお客様がいらっしゃいました。こころから嬉しく、また自分のしごとを誇りに感じました。
今年も残りわずかとなりましたが、その一瞬一瞬にかけたいと思います。