お茶コラム

お茶講座「はじめての抹茶体験」日程追加します!

2014年09月25日 23:32

石松園の高野です。

今月はお店でお茶講座「はじめての抹茶体験」を開催させていただいております。

すでに2回行い、残るは明日の最終公演で終了の予定でしたが「どうしても受けたい」という
お客様のご要望にお応えして追加公演を行うことにしました。
お客様の声にお応えすると言いながら、実はやっている自分達が本当に楽しいので
やらせていただくというのが本当のところです。

 

講座

今回の講座はとにかく「抹茶に触れる」ということをテーマにしています。
そのためお作法などの形式には触れずに、「抹茶」という茶そのものにスポットをあてています。

もしかしたら茶道の先生からすると「とんでもない」と指摘を受ける部分もあるかもしれませんが、
この静岡県で抹茶の原料である碾茶(てんちゃ)を一所懸命に栽培して下さっている生産家の皆さんがいる
ということを知って欲しくて、そしてこの「静岡抹茶」の品質が素晴らしいことを知って欲しくて、
そんな内容にさせていただきました。

 

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最初に「抹茶」の栽培・製造について、以前のコラム(2014.6.16、2014.6.30 「抹茶のできるまで」)

ベースにした資料で説明し、「抹茶とは、どういうお茶なのか」についてお話します。
そしていざ実践です。まずは「道具」の説明です。

 

茶筅

 

基本的な必要最低限とすると、「茶筅(ちゃせん)」「茶杓(ちゃしゃく)」
「茶椀(ちゃわん)」「茶缶(ちゃかん。サジ・フルイ付き)」で行います。

ただ、日々の中でもっとカジュアルにたのしみたいという方には「茶筅マドラー」をすすめます。
これと「抹茶」と「マグカップ」があれば、点てて飲むもよし、抹茶ラテをつくるもよしと
毎日気軽にたのしむことができます。

 

ふるう

あとは自由に茶をたてて飲んで頂きます。みなさん自己流ですが、やっている間に手先が慣れていきます。

抹茶

そして今回はスペシャルゲストをお招きして「抹茶をつかったレシピのご紹介」というコーナーもあります。
お菓子や料理、おつまみなどカンタンな抹茶の使い方をご紹介しています。

ここでまだ皆さんがお茶を飲めそうであれば「本日の思いつきのお茶」を呈茶させていただきます。

 

写真6

 

 

今回は「玉露」。淹れた後の茶葉にポン酢をかけてみんなで食べました。

実際に、今回は募集の段階から「はじめての~」というタイトルにしたこともあり、はじめて抹茶を飲むという方ばかりでした。
年齢も様々です。そして私は第一声から「今日は抹茶に触れることがテーマです。
正しいであるとか間違いは一切ないので、とにかく楽しんでいただきたいです。」と伝えて始めるため、
「茶」に関するいろいろな質問が出ます。私はもっともっとお茶のことを伝えて、楽しんで頂きたいと思います。

そして私自身にとって、店でこうしたお茶講座をやることのイチバンの面白さは「一体感が生まれること」です。
こうした講座に参加して下さる方は大抵の方が今まで一度もご来店されたことのないお客様です。
また、講座に参加して下さっている方々は初めてあった人同士です。
しかし、それが終わるころには、ひとつの時間を共有した仲間としての空気が出来上がるのです。

今後もこうした活動を積極的に行いたいと考えております。
時間さえ合えば、お店でやることも可能ですし、また「出張講座」も行いたいと考えております。

気になった方は是非ご相談下さい。

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