お茶コラム

一冊の雑誌から想う、あの日のこと。

2016年12月29日 23:10

石松園の高野です。
最近、とても興味深い一冊の本が出版されました。

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「別冊Discover Japan GASTRONEOMIE」という
いろいろな角度から「日本茶」にスポットを当てた本で、
とても面白いと思います。
まだ読んでいませんが、
この年末年始の慌ただしさが落ち着いたら
じっくり読んでみたいと思っています。

この本を知ったのは、石松園の「森の改良手もみ茶」を取り扱ってくださっている
新宿早稲田通りに在る日本茶カフェ 茶々工房さんが
掲載されていることを教えてくれたからです。

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このお店とお付き合いさせて頂いてから9年になります。
9年前というと私がこの茶業界に飛び込んで間もない頃です。
当時「和カフェ」や「日本茶カフェ」という業態がメディアから注目された時期で、
新聞や雑誌テレビなどのマスメディアに盛んに取り上げられていました。

そうした状況を見て、そうしたお店の方に「森の改良手もみ茶」を提案してみたいと思い付きました。
片っ端から電話をかけて、会ってくれるといったお店に、
片っ端から会いに行ったのでした。

今振り返ってみれば、「茶」について右も左もわからなかった状態で、
自分の茶に対する考えや思い入れなどがしっかりとしておらず、
そのお店がどういうお茶を扱っているというイメージもない何もない状態で会いに行き、
せっかく時間を作ってくださったお店の方々にとても失礼があったと思います。

そんな中、この茶々工房の相澤さん(お母さん)は、
とても自然な雰囲気で受け入れてくださったのでした。
お店に入った時から出るまでの間、
何か「すべてわかっているよ。」といった感じで接してくださいました。
虚勢を張っていることも何もかもすべてが、
たぶん、僕の顔に全部描いてあったのだと思います。
そんなことにも触れることなく、
お付き合いを始めてくださったのでした。

その後お母さんとのやりとりから、だんだん息子さんとのやりとりに代わって今に至ります。
各方面で取り上げられることも多い様子で、とても愛される人気のあるお店であると感じています。
ですが、相澤さん(息子さん)も、いつも自然体で接してくださいます。
いつも変わらない感じで接してくださいます。
だからファンに愛されるお店なのだと思います。

そんなお店とお付き合いさせていただいていることに大きな喜びを感じます。
そして、そんなお店が取り上げられることはとても嬉しいと思います。
そしてそんなお店がもっともっと愛されるようなお手伝いを一所懸命にしたいと思います。

是非、訪ねていただき、そんな感じに接していただきたいお店です。

日本茶カフェ 茶々工房
住所:東京都新宿区西早稲田2-21-19
電話:03(3203)2033 営業時間:12:00~22:00
定休日:日曜、祝日 (年末年始29日~1月4日まで休み、5日から営業)
http://chachakoubou.com

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