お茶コラム

抹茶ビジネスが熱い

2014年10月17日 10:13

石松園の高野です。

 

石松園静岡抹茶

 

昨日のYahoo!ニュースにて「マッチャ、マッチャと大人買い…抹茶菓子、外国人に空前のブーム」という記事を読みました。
記事によると、「ユネスコ無形文化遺産に和食が登録されたこと、そして健康志向による和食人気の高まりに加え、
「日本=お茶」というイメージも相まって「抹茶味」が売れている。
東京五輪が開催される2020年までに政府が目指す「訪日外国人2000万人時代」に向けて
製販各社の「抹茶ビジネス」はますます過熱しそうだ。」とありました。

 

同じく昨日、静岡県の信用金庫の取引先が一堂に会し、お互いの得意なことで結びつき、
ビジネスに活かそうと「しんきんビジネスマッチング」という企画が行われました。

石松園はブースでの出展などはしませんでしたが、いくつかの商談の約束をさせていただいたので行ってきました。

そこで様々な業種の方々とお話しさせていただきましたが、そこでも現在「抹茶」はいろいろな用途があるのだな
ということを改めて実感させていただきました。意外な業種の方とのコラボレーションもできそうです。
詳細を発表できる時がきたらここでも描きたいと思います。

そんな様々なご依頼やお問い合わせの中、イチバン多かったのはお菓子屋さんからのお問い合わせでした。
和菓子・洋菓子それぞれあったのですが、「本物の抹茶」に対する質問です。
自分自身、茶業関係者としての努力不足も感じました。

静岡県でお菓子を作っている方々の間に「静岡抹茶」はまだまだ認知されていないという事実がありました。
「宇治」や愛知県の「西尾」は抹茶名産地として有名ですが、「静岡」はまだまだです。
実際に「知らなかった」という声はたくさん聞かれました。

 

まずは静岡県の方々に使っていただき、品質を実感していただくことが大切であると感じました。

 

また、「抹茶の定義。抹茶とは何か。※」についてもたくさんのご質問をいただきました。
そして以前このコラムでも触れた「クロレラ※」についても聞かれました。

それぞれのお菓子屋さんの考え方があり、つくるお菓子も様々ですが、
「抹茶」に関する正しい知識を持ったうえで「何を使うのか」という判断をしていただきたいと強く思いました。
そのためには自分達「茶」に関わるものが、しっかりとした知識・経験を身につけ、
それをわかりやすく伝えていくことが大切であると改めて感じました。

同じ日にあったふたつのことから、そんなことを思いました。

 

※「抹茶の定義」………2014.6.16コラム  抹茶のできるまで。「栽培~お茶摘~製造」
              2014.6.30コラム  抹茶のできるまで。「碾茶~抹茶に加工」
※「クロレラ入り抹茶」…2014.9.19コラム  抹茶にクロレラは必要ない!焼き菓子徹底比較実験!!

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