お茶コラム

石松園は「世界緑茶コンテスト」で金賞を頂くことが出来ました。

2013年09月21日 22:12

石松園の高野です。

昨年に続いて、今年度も「世界緑茶コンテスト」に出品させて頂きました。

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尾村さんをはじめとする茶生産者の名人5人と石松園でチームを組んで出品させて頂きました。
そして今年は「金賞」を頂くことが出来ました。

今年で6回目を迎える、このコンテストはどういうコンテストかについて説明します。
「新たな需要の創造を感じさせるかどうか」 「明確なコンセプト」 「魅力的なパッケージやネーミング」 「水準の高い品質」という観点から、「商品形態」60点(内 コンセプト・名称20点、パッケージデザイン20点、コストパフォーマンス20点)、「内質(茶の品質)」40点(内 香気20点、滋味20点)という審査項目で採点されます。
主な出品国は日本・中国・韓国・台湾といったところです。
今回は99作品の出品が在ったそうです。

今回石松園と藤枝茶名人会で出品させて頂いた作品名は「LEGEND(レジェンド)」です。
昨年の受賞に続き、今年も受賞する決意を表現しました。また、この名人たちの存在を前回以上に前面に押し出したいという意図が在りました。
また、今回のパッケージにはCDケースとCDジャケットを選びました。何処にもない・誰もやっていない・見たことがないパッケージにしました。

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また、ジャケットに名人の写真をしっかり載せることで誰が作ったお茶であるかをしっかり伝えようと心掛けました。
またそれらの5枚をオビで巻き、CDボックスセットとしてひとつの作品として、ギフトとして使えるようにしました。
そして出品する時ちょうど「富士山」と「三保松原」が世界遺産に登録されたタイミングだったので、帯には大胆にも「Next world heritage?(次の世界遺産?)」と入れさせて頂きました。

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これは一見冗談のようで、実は本気です。
それだけ素晴らしい「茶」をつくる名人であると私は誇りに思っています。

CDケースを開けると中には袋に真空パックした「茶」が入っています。

そして中には各名人の紹介、各名人の「茶」に対する想いを表現した言葉、茶の淹れ方が書かれています。

写真 (2)

そして最後にはCDのブックレットさながらにこの作品に関わったすべての方々の名前を書きました。

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この作業はこの作品をつくる一番最後に行ったのですが、一番楽しいものでした。
最後の一行「special Thanks to・・・Tea and Meeting and Love!!!」は心からそう思い、感謝して入れさせて頂きました。

前回同様、出品作品に対する審査会からのコメントが審査結果と共に送付されるのですが、審査会における評価はきっぱりと別れたようです。
「おもしろい」「斬新で主張が明確」「茶師と茶の特徴が表現されている」という意見もあれば、「やり過ぎな感じが在る」「価値が伝わってこない」「顔が前面に在るのはこわい・つらい」など様々なご意見を頂きました。
私は嬉しく想いました。皆がいいという作品も素晴らしいと思いますが、すごく気に入ってくれた人が居てくださったことに喜びを感じました。

各名人の茶の紹介は次回みっちり描きたいと思います。

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