お茶コラム

石松園はどんな「お店」になりたいですか。

2015年01月18日 18:13

石松園の高野です。

先日とてもいいお話に出逢いました。

そしてそれは、ちょうど自分がぼんやりと「こういうお店でありたい。」と考えていたことをはっきりとさせてくれたお話でしたので、ここにしっかりと描きたいと思います。

質問 「毎日配達されている新聞が、ある朝、新聞配達の人のミスで配達されていませんでした。あなたはどういう対応をしますか?」

その方も書いていらっしゃいましたが、私も最初は「誰にでもミスはあるのだから、新聞販売店にクレームを言ったり、イライラ怒ったりするのではなく、心穏やかに許してあげるってこと。」だと思いました。しかし、その答えは違っていました。

答え 「忘れられない家になることです。」

そして、続けてこう言いました。

「忘れられないって言っても、玄関先に『絶対にこの家には新聞を入れ忘れるな!』ってことを書くんじゃないんですよ。忘れられない家というのは、品性のある家になるっていうことなんです。」

品性のある家。
品性というのは、なにも上品な家になれということではありません。
品格がいい家。
誰にでも穏やかで優しい家。
そこに住んでいる人がみんな人柄がいい家です。

こころから納得しました。
それと同時に、「店」も全く同じであると思いました。
必要なときに忘れられない店。
人々の人生に、常に存在している店。
そのためには、人々にとって品格のいい店になること。

私ははじめてこの土地に、そしてこのお店に立った時に、みんなが大好きなお店にしたいと思いました。そしてたくさんのお客様から愛されているお店になりたいと思いました。そして、その方向性はその時々で流れたり、流されたりしてきました。

そんな中、現在改めて感謝することは、石松園のファンでいて下さっているお客様の存在です。あるお客様は、私達が知るもっともっと昔から石松園のことを知ってくださっています。そして私が右往左往していることを知りながら、今も変わらずに接して下さっています。また、あるお客様は私たちが失敗を繰り返しながらつくる店を応援して下さっています。

今年一年間、「必要なときに忘れられない店」「人々の人生に、常に存在している」になれるよう、人々にとって品格のいい店になることを目標としたいと思います。

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