オンラインショップはじめました。
2014年10月17日 22:29
石松園の高野です。
石松園銘茶本舗に「オンラインショップ」ができました。
これまでも「通信販売」を行ってきましたが、さらなるあたらしい出逢いを楽しみにしてワクワクしております。
石松園銘茶本舗では、現在、電話やファックスやハガキによる「通信販売」を行っております。
それはこれからも行っていきますが、その「通信販売」は自然発生してかたちづくられてきたものです。
石松園は創業より「遠州森町」の茶葉を製造・販売させて頂いておりますが、店は「焼津」という港町に位置しております。
この焼津という街は、静岡県中部に位置し、漁港を中心に遠洋漁業・水産加工業の基地として発展してきました。
そうした立地条件から、石松園には、「東北地方」、特に宮城県や岩手県に通信販売でお茶をご注文して下さるお客様が多いです。
昭和の時代、東北地方からマグロやカツオを焼津港に水揚げした漁師さん達がお土産に「茶」を持ち帰って下さり、
近所の人や親戚に配ったのでした。
そして気に入って下さった方が、後に電話注文して下さり運送便で発送するという「通信販売」という形式になったのでした。
そしてそうした口コミが親戚から友達へとつながり、全国に拡がっていき、現在があるのです。
このたびの「オンラインショップ」という形態は石松園にとって初めての経験です。
そしてそれは、代々、石松園銘茶本舗と、そこに関わってきて下さった全ての人たち全てがつくり・守ってきたものを
つなぎ、伝えていくことであると考えております。上記したとおり、石松園銘茶本舗は「店」を起点にして、
「通信販売」や「卸売」という形態ができあがってきました。顔と顔をつき合わせたお付き合いがその基本にあります。
先日の台風の際、道路が水につかっている石巻市のテレビでの映像を観て、
我が家では「すぐみんなに電話しよう。」ということになり電話しました。
みなさん特に大きな被害はなく、とても安心しました。
先の震災の影響で、地盤が沈下し、映像の場所はいつも
たくさん雨が降ると水がたまってしまうということでした。
この「オンラインショップ」においても、これまで通り、お互いの顔が見える「店」であり、
お互いのつながりを感じることができる「店」を心がけていきたいと考えております。
試行錯誤しながら、一歩一歩進めていきたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
