石松園の高野です。

先日、子供の通う小学校である講座が行われ、参加させていただきました。

それは、「心と体の健康～リラクゼーションヨガの体験を通して～」というテーマで、

管理栄養士・健康運動指導士・ヨガインストラクターの飯田はづき先生による講座でした。

小学校６年生の子供たちと保護者・先生を対象としたもので、前半部はお話、後半部はリラクゼーションヨガの体験でした。

印象的だったのは「心と身体はつながっている」というお話です。

精神的に嫌なことがあって身体が動かないことがあったり、ケガや病気があることで気が重くなったりという「つながり」です。

この講座ではその逆の意味での「つながり」です。実際にヨガを体験してみて、そのことが体感できました。

対象者に合わせて下さっているので、そんなに難しい内容ではなかったのだと思いますが、身体を動かしていく内に

身体がポカポカしてきてだんだん暖かくなり、自然と笑顔がみんなに拡がっていきます。
そこから先生の指示に合わせていくつかのポーズをとっていくのですが、皆そのひとつひとつの動きに集中して真剣です。

そうした集中した無心の状態から、リラックスが生まれていきます。

終わった後に想ったことは、「茶」の世界と似ているということです。

抹茶を「ふるい」「すくい」茶筅で「たてる」という一連の動作を通して生まれてくるのは、

このリラックスと似ています。そして、それは難しいものではなく、誰もが気軽に体感できるものです。

そして日常の中に、そんな時間が少し在ることで、毎日が豊かになると思うのです。

そんな気軽な講座を、この２月～３月の中で、石松園本店にて行います。

詳細はまたここに描きたいと思います。

飯田先生、ありがとうございました。とても勉強になりました。
難しいことは分かりやすく、わかりやすいことはオモシロく、オモシロいことは深く。そんな講座を、私も心掛けたいと思いました。

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