アタラシイ 今日へ。
2015年12月31日 22:52
石松園の高野です。
先ほど今年最後のお客様をお見送りし、
今年度の営業を終えることが出来ました。
今年も一年間、本当にありがとうござました。
明日へ向けて店の掃除をしながら ふと気がついたのですが、
私の記憶が正しければ、私はこのしごとを始めてこの12月でちょうど10年が経ち11年目に突入したところです。
思えば10年前、生まれて初めて接する「茶業界」にアタラシイ風を吹かせるべく、
不安と期待と気合いいっぱいでやってきて、
たくさんの素晴らしい経験とたくさんの素晴らしい失敗を重ねて、
現在に至ります。
時には真正面からぶつかることでうまくいかなかったり、
時には本質からズレてうまくいかなかったり、
そしてまたその逆も然りです。
そうしたことを重ねて、ただひとつおもうことは「繋ぎ続ける」という意志です。
それは、ユニークであるという気持ちとたたかっていくという気持ちを持って、
石松園の茶を繋いでいきたいという意志です。
私はこれまでの10年も、そして現在もこの先も、「茶」という実態があるようでない世界に真剣に向き合っていきます。
何が正しいかはわかりませんが、何が楽しいかということはわかり始めました。
それを大切にしていきたいと思います。
この年末最後の一か月、たくさんのトモダチともいうべき大好きで大切なお客様で店は活気に溢れ、新しい一年へと向かいます。
本当にありがとうございます。
新しい年もよろしくお願い致します。
そして新しい一年、石松園に関わって下さるすべての人にとって、
一日も多くいい日がありますように、笑顔があふれますように願っています。ありがとうございました。
明日また、変わらずにここにいます。