お茶コラム

新茶、まだまだ楽しみは続きます

2014年05月09日 10:21

石松園の高野です。

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4月20日より石松園では「新茶フェア」が始まりました。
静岡茶市場の初取引・八十八夜を迎え、瞬く間にゴールデンウィークが終わりましたが、
茶業界にとってはまだまだ序盤戦といったところです。

元々、この「ゴールデンウィーク」という言葉は、映画業界がこの時期の活性化を目的として作成された宣伝用語だそうです。

一見茶業界とはあまり深い関わりのないような言葉ですが、捉え方によればこの時期の茶業界は、
まさに「ゴールデンウィーク」です。
5月2日の八十八夜を前後して、静岡県内の各茶産地で「新茶」の摘採が始まるのです。
そしてこのゴールデンウィークはまだまだ続きます。

石松園では4月20日から「牧之原」が始まり、そして5月3日から「遠州森町」が始まり、
ほぼ同じ時期から「川根」が始まり、茶葉がどんどん入荷してきました。

これから、5月10日頃から「遠州森町の山の茶園」や「岡部町の玉露茶園や在来種茶園」、
5月20日頃から「碾茶(抹茶の原料)の茶園」と拡がっていきます。

そして6月前半には石松園の夏の定番商品、水でつくれる真緑な茶「水出し煎茶」の原料である
「かぶせ茶」が入荷してきます。次々と個性豊かな茶葉に出会えるのです。
そういう意味で、この時期はそれぞれの「茶葉」を、五感全てで思う存分に感じることが出来るゴールデンウィークなのです。

特に「新茶」特有の青々とした香りや味わいはこの時期にだけ感じることが出来るものです。
前回のコラムに書かせて頂いた「生茶(荒茶)」はご好評頂き嬉しい限りです。
実際に店頭で試飲して頂いたお客様の笑顔や「おいしい」や「あまい」といった言葉に出会うたびに、
こころから嬉しく思います。
今日ご来店下さったお客様は「夢に出てくるほどお店に寄りたかったんだけど、足が悪くてなかなか来られなかった。
今日は来られて嬉しい。」とおっしゃって下さいました。

私にとってのゴールデンウィークを思う存分に満喫させていただきたいと思います。

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