お葬式でもらって、残って、古くなったお茶はどうしたらいいの?
2014年10月20日 22:01
石松園の高野です。
ここ数日、朝晩は冷え込むようになってまいりました。
本格的に「あたたかいお茶」がおいしい季節の到来です。
そんな中、よく聞かれることがあります。
「お葬式でもらって、残って、古くなったお茶はどうしたらいいの?」というご質問です。
これまでもこの「お茶コラム」で何度か取り上げてきたテーマです。
以前も述べましたが、「古くなったお茶」のイチバンの問題点は「いい香り」が「イヤなにおい」に変化してしまったことです。
それをなおすために、炒ったり、香りを足したりということをおススメしていますが、
よりカンタンにその場ですぐに「おいしいお茶」にできる魔法を考えました。
「玄米茶の素」です。
これを「古くなったお茶」と同量の割合で混ぜると「玄米茶」の出来上がりです。
さらに抹茶を全体の5%くらい加えると「抹茶入り玄米茶」の出来上がりです。
こうすることで淹れた瞬間玄米の香りフワッと立ちのぼり、「癒し」のお茶に生まれ変わります。
さらに「玄米」による健康的効果も期待されています。
「玄米茶」とは?
玄米茶とは、炒って香ばしい香りを持つ玄米をお茶とブレンドした飲み物です。
緑茶よりもさっぱりしていて香ばしい風味と味わいが特徴で、食中の飲み物としてもオススメです。
また、玄米がブレンドされているぶん緑茶よりもカフェインが少ないので、子供やお年寄り向けのお茶でもあります。
「玄米茶」の期待されている健康効果
玄米に含まれる健康効果のある物質として以下のものがあると言われています。
ガンマオリザノール・・・肥満や糖尿病を予防する効果が期待されている。
ビタミンB群・・・脂肪燃焼を助ける効果が期待されている。
ビタミンE・・・若返りのビタミン。血液循環をよくし、美肌や美しい髪をつくる効果が期待され ている。
これに緑茶が持つといわれる健康効能が加わります。
カテキン・・・がん予防、老化防止、虫歯・口臭予防する効果が期待されている。
ビタミンC・・・美白効果が期待されている。
テアニン・・・リラックス効果が期待されている。
よって、健康維持に気を使っている方やダイエットをしている方などには特にオススメです。
そしてさらにこの「玄米茶」が素晴らしいのは「熱湯」で淹れておいしいことです。
秋の夜長、この玄米茶のもつ「リラックス効果」を存分に味わっていただきたいと思います。